こんにちは、板金ボーイです。
今日は実際の現場作業を写真で紹介します。
塗装って「色を塗るだけ」と思われがちですが、実は下準備が命です。今回はその下準備の工程をまるっと公開します。
🔧 今回の依頼内容
ユンボのパネルです。年季が入ってますよね。
サビと塗装の劣化がかなり進んでいる状態での持ち込みです。

見てください、このサビ。端の方から塗装が浮いてボロボロになっています。こういう状態を放置すると鉄板自体が腐食して穴が開いてしまいます。
⚠️ 「ちょっとサビてるだけ」と思って後回しにするのが一番危険です。
📋 STEP 1|既存塗装の状態確認


コーナー部分はとくにひどい状態でした。塗装の下でサビが広がっているのがわかります。
こういう箇所は表面だけ削っても意味がなく、サビをしっかり取り除いてから処理する必要があります。
🔩 STEP 2|足付け作業

使っているのはダブルアクションサンダーです。回転と振動を組み合わせた工具で、塗装面を均一に荒らすことができます。
💡 足付けとは?
新しい塗料がしっかり密着するように表面をわざと荒らす作業のこと。ツルツルのままだと塗料が乗らないんです。
🔍 STEP 3|サビ処理・細部確認

足付けしながら細かいサビを見つけていきます。これを見落とすと後で塗装が浮いてきます。プロの目で一個一個確認しながら進めるのがポイントです。
🎨 STEP 4|サフェーサー塗布


足付けが終わったらサフェーサーを吹きます。サフェーサーとは塗装の下地となるもので、主に3つの役割があります。
| 役割 | 効果 |
|---|---|
| 🛡️ 防錆効果 | サビの進行を止める |
| 🪣 傷埋め | 表面の細かい傷を埋める |
| 🔗 密着向上 | 上塗り塗料の密着性を高める |
黄色だったパーツが一気に白くなりました。この状態になって初めて「塗装できる素地が整った」ということになります。
📌 まとめ
💡 板金ボーイからひとこと
塗装の仕上がりは、この下準備で9割決まります。色を塗るのは最後の工程に過ぎません。
「安い板金屋に頼んだらすぐ塗装が剥がれた」という話をよく聞きますが、その原因のほとんどがこの下準備の手抜きです。
次回はサフェーサーを研いでから上塗りするまでの工程を紹介します。お楽しみに!
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