こんにちは、板金ボーイです。
今回はいよいよ塗装!前回(ハイエースの全塗装③)でリアまわりの加工を終え、全ての準備が整いました。今回でシリーズ最終回です!
塗装から磨きまでの流れに加えて、まさかの車検落ちという恥ずかしい失敗談もお届けします🤣
この記事で知れること
- 塗装前の足付け(600番)のやり方と注意点
- 1液塗料アドミラの特性と「垂れ」との戦い方
- メタリック・パールで垂らすと悲惨な理由
- モデリスタのチンスポで車検に落ちた話
- ポリッシャーを使った磨き仕上げの効果
塗装前の下準備|600番での足付け
全ての準備が整ったので、いよいよ塗装します。
塗装の下準備では、全体の足付けを行います。僕のやり方は600番のペーパーで研ぎ、時には専用のスポンジを使います。(色によっては800番で研ぐことも)
アドミラという1液の塗料で塗るのですが、この塗料は塗膜が薄くて、下地のペーパー目が出てきてしまうんですよね。研ぎすぎて段差ができると厄介なので、足付けの段階から慎重に作業する必要があります。
ついでにバックミラーとウォッシャーノズルの穴も埋めちゃいました!スムージング仕様の総仕上げです。

📖 もう少し詳しく:足付けとは
足付けとは、塗装面に細かい傷をあえてつけて、塗料の密着を良くする下処理のことです。
ツルツルの面に塗料を乗せても、引っかかりがないため剥がれやすくなります。ペーパーで微細な傷をつけることで表面積が増え、塗料がしっかり食いつくようになります。
番手が粗すぎるとペーパー目が塗装後に浮き出てしまい、細かすぎると密着が弱くなる。塗料の種類や色に合わせて番手を選ぶのが、プロの判断ポイントです。
いよいよ塗装|アドミラは垂れとの戦い
一気に塗り上げていきます🔥
薄く塗り重ねることを徹底する
アドミラは垂れやすい塗料なので、薄く塗り重ねることを意識します。
ソリッドカラーなら、垂れても研いでしまえばリカバリーできます。しかしメタリックやパールは、最悪の場合シンナーで拭き取ってから塗り直すことになるんです。時間も塗料も大幅にロスしてしまいます。
なぜかというと、メタリックやパールは塗膜の中の粒子の並びで色が決まるからです。垂れた部分だけ研ぐと粒子の向きが乱れて、その部分だけ色味が変わって見えてしまう。この辺の想像はプロじゃないと難しいかもですね🎵
📖 もう少し詳しく:1液塗料と2液塗料の違い
塗料には、そのまま塗って乾燥させる「1液型」と、硬化剤を混ぜて化学反応で硬化させる「2液型」があります。
アドミラ(日本ペイントの自動車補修用塗料)はベースコート用の1液型で、上からクリヤー(2液型)を重ねて仕上げる方式です。1液ベースは色の再現性に優れる一方、塗膜が薄いため下地の影響を受けやすく、垂れのコントロールにも技術が要ります。
ルーフは塗らない。私物の特権です
一人で塗るので、ルーフはやめときました!脚立の登り降りが面倒だし、どうせ誰も見ないし、自分も気にならないからいいのだ!(決して早く帰りたかったのではない!)
お客様の車では絶対にしない割り切りができるのも、自分の車ならではです🎵

完成!チンスポ取り付けビフォーアフター
はい。もう完成しました。塗ってる最中に虫が飛んできて付着したり、あれだけ「垂れに注意」と説明しといて自分が垂らしたりと色々ありまして、写真を撮る暇がありませんでした🎵
チンスポ取り付けのビフォーアフター置いとくんでお許しください🎵



綺麗になりましたね!
まさかの車検落ち。トヨタ公認パーツでも油断禁物
実はこのモデリスタのチンスポ、車検に受かりませんでした!
わたくし何を思ったのか、「トヨタ公認の社外品ならポン付でいけるっしょ!」といった考えで車検に挑みました…🤣
そりゃそうだ、全長が伸びてるもんね…構造変更しなくちゃだよね…
とりあえず検査場で取り外して再検査。今度は排ガス、いけると思ったスモーク、車高…次から次へと引っかかりまくりな1日でした!
📖 もう少し詳しく:エアロパーツと構造変更
エアロパーツの取り付けで車の全長・全幅・全高が一定以上変わると、「構造等変更検査」という手続きが必要になります。メーカー公認品やディーラーオプションでも、車検証の記載寸法から規定以上変わればこの対象です。
「公認パーツだから車検OK」とは限らない、というのが今回の教訓です。社外エアロを付けている方は、車検前に寸法の変化を確認しておくことをおすすめします。
そんなことを一瞬で忘れさせるくらいのこのリアビュー!いつかハイマウントもスッキリさせたい!

磨いてる最中なのでコンパウンドで汚れていますが、白なのでやっぱり目立ちませんね。これが黒だったらそれはそれはひどい有様。まあ水で簡単に落ちるからいいのですが。
仕上げの磨き|ポリッシャーで別次元のツヤへ
塗装が終わったら、最後は磨きです。
手磨きとは仕上がりが別次元。塗装後の最終仕上げに僕も毎日使ってます。ダブルアクションタイプなら初心者でも磨きすぎる心配なし。愛車のツヤにこだわるなら、一台持っておいて損はないです👍
ガラスも磨けばツルツルに
ガラスも試しに磨いてみるとこんなに違う😳 ざらざらが取れてガラス本来のツルツルへ🎵

長年の水垢やウロコで曇っていたガラスも、ポリッシャーで磨けば透明感が戻ります。ボディだけでなくガラスにも使えるのは、持っておく価値がある理由の一つです。




シリーズ完結|ハイエースのある生活
丸一日磨き倒して終了!
現在では通勤、息子の園への送迎、トランポと様々な用途に使ってます!荷物運びに困ることはないので、世の男性諸君はぜひハイエースにしてみては?🎵
これにてハイエースの全塗装シリーズは完結です。凹み修理から始まり、リップ修理、スムージング、塗装、車検落ちまで、プロが自分の車を仕上げるリアルをお届けしました。
まだ読んでいない回があれば、ぜひ最初からどうぞ👇
- ハイエースの全塗装①|プロが自分用の4型を購入。隠れた凹みとぼかし跡との遭遇
- ハイエースの全塗装②|割れたモデリスタリップをプラリペアで復活させる
- ハイエースの全塗装③|バンパーのマフラー穴埋めとエンブレムスムージング
最後まで読んでいただきありがとうございました!😊



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