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「板金塗装 道具ってどんなものを使うの?」と聞かれることがよくあります。
今回は現役職人として実際に使っている板金塗装の道具をざっくりですが全部まとめて紹介します。
💡 板金塗装には5つの工程があり、それぞれ専用の道具が必要です。この記事を読んで、プロの仕事の全体像をつかんでもらえると嬉しいです。
🔨 板金(修正)系の道具
💡 板金系の道具3選
- ✅ 板金ハンマー:へこみを叩いて形を戻す基本の道具。平面用・曲面用など数種類を使い分ける
- ✅ ドリー(当て板):ハンマーと一緒に使う鉄製ブロック。裏側に当てて叩くことで形を整える
- ✅ スタッド溶接機(プーラー):裏側から手が入らない場所のへこみを引き出す道具。ドアやルーフで活躍
さらに、板金で形を整えた後は研磨・足付けの工程が続きます。この作業の精度が塗装仕上がりに直結します。
🔧 研磨・足付け系の道具
💡 研磨・足付け系の道具4選
- ✅ ダブルアクションサンダー:回転と振動を組み合わせた研磨工具。塗装面を均一に荒らせる
- ✅ オービタルサンダー:一方向振動の研磨工具。パテの粗削りや広い面の均し作業向き
- ✅ ファイル(当て板):曲面・平面だしで活躍する
- ✅ サンドペーパー各種:40〜80番(剥離)→120〜180番(成形)→240〜320番(足付け)→400〜600番(最終仕上げ)
また、細かい凹凸を埋めるためにパテ・下地処理が欠かせません。この工程をしっかり行うことで、塗装後のなめらかな仕上がりが生まれます。
🛠️ パテ・下地処理系の道具
💡 パテ・下地処理系の道具3選
- ✅ パテへら(スキージー):パテを伸ばす工具。柔らかい→広い面、硬い→コーナー・整形と使い分ける(サイズも色々)
- ✅ パテ板(混合板):パテと硬化剤を混ぜるための板。使用後はパテが硬化する前に素早く清掃が鉄則
- ✅ プライマー(錆止め):サビた箇所や鉄板露出箇所に塗る下地処理剤。サビ止め+塗料の密着性向上
一方、塗装工程では専用の塗装系の道具を使います。スプレーガンの扱いひとつで仕上がりが大きく変わるため、道具の選択が非常に重要です。
🎨 塗装系の道具
💡 塗装系の道具5選
- ✅ スプレーガン:塗料を霧状にして吹き付ける。ノズル径・エア圧・粘度の調整が仕上がりを左右する
- ✅ 調色機:車のボディカラーを再現する専用機器。数十色の原色をグラム単位で配合
- ✅ スケール(精密はかり):0.1g単位で計量。わずかな誤差が色ズレにつながるため正確さが命
- ✅ こし器(ペーパーフィルター):塗料中のゴミ・気泡を除去。仕上がりの「ブツ」を防ぐ
- ✅ 赤外線乾燥機:塗装後の乾燥を促進する業務用機器。業務用は100万円以上するものも
なお、塗装作業では養生(マスキング)も重要な工程です。塗料が余計な箇所につかないよう丁寧に保護します。
🧲 養生系の道具
💡 養生系の道具2選
- ✅ マスキングテープ:塗装しない部分を保護。塗料が乾く前後のタイミングで剥がすのがポイント
- ✅ マスキングペーパー:テープと組み合わせて広い面積を養生する専用紙
そのため、塗装が乾いた後の仕上げ工程も手を抜けません。コンパウンドで磨き上げることで、本来の艶と光沢が生まれます。
✨ 仕上げ系の道具
💡 仕上げ系の道具2選
- ✅ ポリッシャー:塗装後の磨き作業に使う電動工具。ダブルアクション・シングルアクションがある
- ✅ コンパウンド:塗膜表面の小傷・肌荒れを磨いて消す研磨剤。粗目・細目・極細目と種類が分かれる
📝 まとめ
板金塗装には大きく分けて5つの工程があり、それぞれ専用の道具が必要です。
| 工程 | 主な道具 |
|---|---|
| 🔨 板金(修正) | ハンマー・ドリー・プーラー |
| 🔧 研磨・足付け | サンダー・サンドペーパー |
| 🛠️ パテ・下地処理 | へら・プライマー |
| 🎨 塗装 | スプレーガン・調色機・乾燥機 |
| ✨ 仕上げ | ポリッシャー・コンパウンド |
🔧 「板金塗装は高い」と感じる方も多いと思いますが、これだけの専門道具と技術が必要な仕事です。道具をそろえるだけでも相当な金額になります。プロに頼む価値がどこにあるのか、少しでも伝われば嬉しいです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。板金塗装の道具や現場のリアルな使い方を、これからもプロ目線で紹介していきます。
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