最近ハコスカのフロアのサビ穴と格闘する記事を書いているせいか、「うちの車もフロアが錆びてるんだけど、自分で直せるものなの?」と聞かれることが増えてきました。
結論から言うと、「直せる範囲」と「プロに任せるべき範囲」ははっきり分かれます。今回は、現場目線でその見極め方と、気になる車検への影響についてざっくり解説します。
フロアのサビ穴、放置するとどうなる?
フロアパネルは、乗っている人の足元を支えている鉄板です。サビは表面から進行し、放っておくと鉄板そのものが薄くなり、最終的には穴が空きます。
穴が小さいうちは見た目の問題で済みますが、進行すると強度の問題に発展します。特に、フレームやその付近まで侵食すると、車の骨格そのものに関わってくるので要注意です。
自分で直せる範囲とプロに頼むべきサインの見分け方
目安としては、こんな感じで考えるとわかりやすいです。
- 自分で挑戦しやすいレベル:表面的な赤サビ、まだ穴が空いていない、範囲が狭い
- プロに相談した方がいいレベル:すでに穴が空いている、範囲が広い、フレームやその付近に近い、足元を踏んだときにたわむ感覚がある
「穴が空いている=即プロ」というわけではありませんが、強度に関わる場所の補修は、仕上がりの見た目以上に「ちゃんと支えられるか」が重要になります。この見極めだけは、できれば一度プロに診てもらうことをおすすめします。
DIYでの応急処置、基本の流れ
表面的なサビであれば、DIYでも対応できます。基本の流れはこの3ステップです。
- サビをサンドペーパーなどで地金が出るまで削り落とす
- 脱脂してサビ止め剤・防錆塗料を塗る
- 必要に応じて補修用の鉄板やパテで整えて塗装する
すでに穴が空いている場合は、鉄板を当てて溶接する、あるいはハンダと銅メッシュで埋めるといった方法もあります(このあたりの実際の作業は、ハコスカ全塗装⑨・⑩で詳しく紹介しています)。ただし、溶接や穴埋めは「貫通させない」「強度を保つ」といった勘所が必要な作業なので、工具をはじめて使う方は無理をしないようにしてください。
車検は通る?サビ穴と保安基準の考え方
※要確認:この章は一般論をもとにした下書きです(公開前に、たくみさんの実務知識で事実確認・修正してください)。
ここが一番気になるところだと思います。一般的には、以下のようなポイントで判断されると言われています(※詳しい基準は車種・状態によって変わるので、最終的には整備工場や陸運局に確認するのが確実です)。
- フレーム(車の骨格)に腐食による穴が開いていて、強度不足とみなされる場合
- 腐食箇所が脱落するおそれがある、あるいは人が接触してケガをするおそれがある場合
- 車台番号や原動機型式の刻印部分が腐食などで確認できない場合
逆に言うと、表面的なサビや、強度に関わらない小さな穴であれば、車検に影響しないケースも多いです。不安な場合は、車検に出す前に一度プロに見てもらうと安心です。
修理費用の目安
DIYであれば、サビ止め剤やタッチアップペンなど数千円程度の道具代で対応できます。一方、プロに依頼する場合は、サビの範囲や場所によって金額が大きく変わります(※正確な金額は要見積もりですが、軽度なら数千〜数万円、フレームに近い大掛かりな補修になると十万円単位になることもあります)。
「DIYでどこまでやって、どこからプロに頼むか」を決める基準として、上で挙げた見極めポイントを参考にしてもらえればと思います。
まとめ
フロアのサビ穴は、表面的なものなら自分でも対応できますが、穴が空いている・範囲が広い・フレームに近いといった場合は、強度と車検の両面でプロに相談した方が安心です。実際の修理の様子は、ハコスカ全塗装⑨・⑩でも紹介しているので、気になる方はそちらもあわせてご覧ください。


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