調色機(ティンターマシン)とは?板金塗装の色合わせの仕組みをプロが解説。

板金塗装の道具

💡 こんにちは、板金ボーイです。板金道具シリーズ第8弾は調色機(ティンターマシン)についてです。「板金塗装の色合わせってどうやるの?」とよく聞かれます。実は色を作る専用の機械があり、それが調色機です。プロ目線で詳しく解説します!


🎨 板金塗装に使う調色機とは

💡 車のボディカラーを再現するために原色塗料を配合する機械

調色機とは、車のボディカラーを再現するために複数の原色塗料を配合する機械です。

  • カラーコードをもとに原色を配合して塗料を作る
  • グラム単位の正確な計量が求められる
  • 代表的なシステムに日本ペイントのカラボがある

車のカラーはメーカー・車種・年式によって微妙に異なります。同じ「白」でも、トヨタのスーパーホワイトとホンダのプラチナホワイトは違う色です。これをグラム単位で正確に配合して、元の色に近い塗料を作るのが調色機の役割です。


🏭 現場で使われている調色機

💡 デジタル技術を活用した次世代調色システム(日本ペイント「カラボ」)

最近注目されているのが、日本ペイントが展開する「カラボ」というシステムです。カラボはデジタル技術を活用した調色システムで、色データの管理や配合精度の向上を実現しています。スマートフォンやタブレットと連携して使えるものもあり、より直感的に操作できるのが特徴です。私自身はまだ使ったことがありませんが、業界内では注目度が高く、導入する板金屋も増えています。

💡 カラーコード確認 → 計量 → 混合 → テスト吹き

実際の調色作業の流れを説明します。


📋 調色の流れ

💡 機械だけでは解決できない・最後は職人の目と経験

配合データはあくまでも出発点です。最終的には職人の目と経験で微調整します。これが「色合わせは難しい」と言われる理由です。

  • 同じカラーコードでも経年劣化で色が変わっている
  • メタリックやパールは角度によって見え方が違う
  • 気温・湿度・希釈率でも仕上がりの色が変わる

調色機があれば誰でも正確な色が作れるかというと、そう単純ではありません。同じカラーコードでも経年劣化・メタリックやパールの角度差・気温や湿度など、多くの要因が色合わせに影響します。


🔍 調色は奥が深い

💡 配合データはあくまでも出発点

  • 【① カラーコードを確認する】車のカラーコードはドアの内側やエンジンルームのステッカーに記載されています
  • 【② 原色を計量する】0.1g単位の誤差が色ズレにつながるため、精密なスケールが必須です
  • 【③ 混合・撹拌する】計量した原色をカップに入れ、撹拌棒でしっかり混ぜます。混ぜ方が不均一だと色ムラが出ます

調色機は板金塗装になくてはならない道具です。機械と職人の技術が組み合わさって、はじめて「ぴったり合う色」が実現します。
ですが、私の職場には導入できてません・・・金銭面が・・・


📝 まとめ

💡 調色機は板金塗装になくてはならない道具

  • カラーコードをもとに原色を配合して塗料を作る
  • グラム単位の正確な計量が求められる
  • 機械だけでなく職人の目と経験が最終的な色合わせを決める

次回はマスキングの道具について解説します。お楽しみに!

板金塗装の道具シリーズ:板金塗装の道具カテゴリーはこちら

参考:ALESCO(アレスコ)公式サイト


最後まで読んでいただきありがとうございます。板金塗装の道具や現場のリアルな使い方を、これからもプロ目線で紹介していきます。

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