板金塗装で使うパテとへらの種類と使い分け。プロが現場目線で解説します。

板金塗装の道具

💡 こんにちは、板金ボーイです。板金道具シリーズ第5弾は板金塗装で使うパテとへらの種類と使い分けです。「パテって全部同じじゃないの?」と思う方も多いですが、種類によって使う場面が異なります。へらの選び方もパテの仕上がりを大きく左右します。プロ目線で詳しく解説します!


🔧 板金塗装で使うパテとは?

💡 鉄板のへこみを埋める素材

パテとは鉄板のへこみや傷を埋めて平らにするための素材です。主剤と硬化剤を混ぜて使う2液タイプが主流で、硬化したパテはサンダーやペーパーで研いで形を整えます。また、パテの種類・盛り方・研ぎ方がすべて仕上がりに直結するため、正しい知識が重要です。


🔨 板金塗装パテの種類と特徴

💡 種類① ポリパテ(厚付けパテ)

最も一般的なパテです。粘度が高く厚く盛れるため、深めのへこみや広い範囲の修正に使います。硬化後は比較的硬く、サンダーで研ぎやすいのが特徴です。ただし厚く盛りすぎると収縮してクラック(ひび割れ)が入るリスクがあるため、適切な厚みで盛ることが大切です。

💡 種類② ラッカーパテ(薄付けパテ)

薄く伸ばして使う仕上げ用のパテです。ポリパテで大まかな形を作った後、表面の細かい傷やピンホールを埋めるために使います。ただし、薄付けが得意なため厚く盛ることはできません。

💡 種類③ 板金パテ(中間パテ)

ポリパテとラッカーパテの中間的な存在で、適度な粘度で盛りやすく研ぎやすいのが特徴です。「標準」「夏」などの表記は硬化速度の違いで、気温によって使い分けます。汎用性が高く現場でよく使われるタイプです。

💡 種類④ ファイバーパテ

ガラス繊維が入ったパテです。強度が高く、穴が開いているような大きなダメージの補修に使います。通常のパテより強度があるため、薄くなっている鉄板の補強にも使えます。


🔧 へら(スキージー)の種類と使い分け

💡 プラスチックへら

最も一般的なへらです。柔軟性があり曲面にも対応しやすく、使い捨てできるタイプもあるためコスト面でも優秀です。また、初心者でも扱いやすいので最初の一本としておすすめです。

💡 金属へら

硬くてしっかりしたへらです。パテをしっかり押し付けながら薄く伸ばしたい場面や、角や直線ラインの整形に向いています。したがって、プレスラインの再現など精度が求められる作業に活躍します。

💡 三角へら・コーナーへら

角や溝など、特定の形状に合わせた専用のへらです。プレスラインの際や狭い箇所の整形に使います。つまり、通常のへらでは届きにくい場所を仕上げるための専用ツールです。


🔧 へらの硬さで使い分けるポイント

💡 硬さで選ぶ

  • 柔らかいへら:広い曲面・薄く均一に伸ばしたい場面
  • 硬いへら:角・直線ライン・押し付けながら整形したい場面

同じパテでもへらの硬さを変えるだけで仕上がりが変わります。プロは複数のへらを使い分ける方もいます。


⚠️ パテ混合時の注意点

💡 混合比率を守る

パテと硬化剤の混合比率は仕上がりに直結します。硬化剤が多すぎると気泡が入りやすく早く硬化しすぎます。一方、硬化剤が少なすぎると硬化不良でべたつきが残ります。したがって、基本はメーカー指定の比率を守ることが重要です。また、混ぜる際は空気を巻き込まないよう素早く丁寧に混ぜましょう。


📝 まとめ

💡 パテとへらを使いこなそう

板金塗装で使うパテの種類と使い分けをまとめます。

  • ポリパテ:深いへこみ・広い範囲の修正
  • ラッカーパテ:細かい傷・ピンホールの仕上げ
  • 板金パテ:汎用性が高い中間タイプ
  • ファイバーパテ:穴・大きなダメージの補修

パテの選択・混合・盛り方・研ぎ方、すべてが仕上がりに影響します。道具を正しく使いこなすことがプロの仕上がりへの近道です。なお、サンダーとの組み合わせについては板金塗装で使うサンダーの種類と使い分けもあわせてご覧ください。

次回はプライマー(錆止め)について解説します!引き続き板金道具シリーズをお楽しみください。


最後まで読んでいただきありがとうございます。板金塗装の道具や現場のリアルな使い方を、これからもプロ目線で紹介していきます。

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コメント

  1. […] 👉 パテの種類や道具については板金塗装で使うパテとへらの種類と使い分けもあわせてどうぞ。 […]

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